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どんな車が低燃費なの?

燃費って何?どう決まるの?

車を選ぶ上で大切なポイントのひとつが燃費です。燃費は車のランニングコストを図る上で重要な指標といえます。しかし、そもそも燃費とは何を指す言葉なのでしょうか?

燃費とは燃料消費率のことを言います。燃料1リットルに対して自動車が何キロ走れるかをあらわすのが燃費です。しかし、自動車の燃費はそのときの天候や道路の状態・環境、運転者のスキルなどで大きく違います。また、自動車を製造している各メーカーが好きなように燃費を測定していては参考にすることができないので、国土交通省では燃費の測定方法を定めています。 現在採用されている燃費の測定方法はJC08モード走行です。これは一般的な車の使用環境などを踏まえて、普段私たちが運転するときの車の走行に近づけた測定方法です。

この測定方法に移行したのは最近のことです。いままで採用されていた10・15モードという燃費測定方法は実際の走行状態とかけ離れていて、運転したときの燃費との差が大きいと指摘されていました。燃費の測定方法が変わったことで、今まで公表されていた燃費が変更となる車もありますが車の性能自体には変化ありません。より実際の走行にあわせた測定方法になり、結果として表示上の燃費が変わったのです。燃費は車の運転状況でも大きく変化します。カタログで表示されている燃費が、実際に運転してみると出ないということも少なくはありません。燃費が悪いという人は普段の運転方法や車の走行状態も確認してみましょう。

燃費をよくする車の整備

燃費をよくする車の整備

車を維持する上でどうしてもかかってしまうのが燃料代です。車を使用する以上、どうしても燃料代の負担は避けられません。そこでカー用品店などでは燃料代の負担を減らすため燃費向上グッズなども販売されています。しかし、実際に効果があるかどうかは購入して使ってみなければわかりません。

すぐに燃費向上グッズに飛びつく前に車がしっかり整備されているかどうか確認してみましょう。まずはじめるべきはタイヤの空気圧のチェックです。タイヤの空気はほうっておくと空気が抜けて空気圧が低下します。空気圧が下がったタイヤは変形しやすく、摩擦が大きくなることで燃費を悪くしてしまうのです。車によって指定空気圧が違うので、確認してください。どうしても時間がたつとタイヤの空気は抜けてしまうものなので、運転する前に一度は空気圧をチェックすることをおすすめします。空気圧のチェックは正確に測定するために必ずタイヤが冷めている状態で行ってください。あわせて車の磨耗状態などもチェックしましょう。

燃費が下がっていないか定期的に確認することも重要です。普段から燃費を計る癖をつけておけば車の燃費が急に悪くなったときに早く気づくことができます。車は様々な部品が役割を果たすことで駆動しています。エンジンオイルなど交換が必要なものを使い続けることでも、燃費は悪くなってしまいます。燃費が悪くなったときは車の不調のサインかもしれません。車の状態に小まめに目を向けることが燃費をよくするための1つの方法です。

エコドライブについて

エコドライブについて

燃費は車本体の性能以外にも路面の状態や運転方法でも変わります。急に車の燃費をよくしたいからといって、そのために車を買い換えるわけにはいかないでしょう。しかし燃料消費を抑えるエコドライブは今日からでも実践できるはずです。具体的にエコドライブとはどのような運転をいうのでしょうか。

エコドライブの基本はアクセルワークです。アクセルを操作するときにはエンジンの回転数に目を向けましょう。特に急加速や急発進はエンジンの回転数を急に上げるため燃料を多く使います。アクセルをぐっと踏み込みたいときでも、我慢して緩やかなアクセルワークを心がけましょう。適正なスピードで運転することもエコドライブの一環です。排気量が小さい車で無理にスピードを出すとエンジンの回転数が上がり、燃費が悪くなります。必要以上に加速してブレーキをかけるのは燃料の無駄です。ついアクセルを踏みっぱなしにしてしまいますが、適正なスピードになったらアクセルを一度離して必要な分だけアクセルを操作しましょう。できるだけ一定のスピードで走行するほうが燃費向上にも効果的です。

さらにエコドライブは操作に関するものだけではありません。荷物を無駄に載せるのを避けるほか、エアコンの使いすぎを防ぐのもエコドライブ。そしてドライブは無駄がでないように道に迷わず、時間に余裕を持っておこないます。道に迷えば燃料を無駄にしますし、待ち合わせに遅れそうになって急にスピードを出せば、エンジンの回転数があがります。どれもすぐに実行できることばかりです。ぜひエコドライブの効果を自分で測定してみてください。