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今さら聞けない?EVとPHEV、その違いとメリットとは

プラグインハイブリッド車(PHEV)も電気自動車(EV)と同じく、日常的には電気だけで走行できる。モーターのみの走行を40~100km程度確保しているからだ。世界的に、一日に乗用車が走る距離は40kmほどとされている。遠出する際は、ハイブリッド車(HV)としてエンジンも利用しながら途中で充電せず走れる利便性を備える。

EVの航続距離は400km前後まで伸びてきた


今日ではEVも1回の充電で400km前後走れるようになってきた。遠出する場合でも、たとえば都内から箱根辺りの往復なら充電せずに戻ることができる。日常においても、日々の利用が40km前後であるなら週に1回充電する程度で間に合うだろう。しかも自宅で充電できればガソリンスタンドに立ち寄る必要がない。

自宅に太陽光発電を設置すれば、家庭内の電気だけでなく、EVやPHEVの充電も再生可能エネルギーで賄え、言葉通り脱二酸化炭素がかなう。

EVからの電気で数日間は暮らすことも可能


さらに、国産のEVや一部のPHEVは、充電した電力を家庭へ戻すことができる。太陽光発電で充電した電力を夜間に自宅で利用できる。また自然災害などで万一系統電力が停電した場合には、EVなら数日間はEVからの電気で暮らせる。

近年は、FCVやHVからも、災害時に電気を取り出し家庭電化製品を使えるようにする機能が出はじめたが、東日本大震災の折に首都圏で実施された輪番停電のような措置が行われた際、EVなら電気が使える間に充電しておけば、電気を使い続けることができる。

冷蔵庫やスマートフォンを普段通り使いえることは、災害時の暮らしの安心につながる。しかしFCVやHVは、燃料が切れたら電力供給はできなくなり、スタンドまで行かなければならない。

単なる移動手段としてだけではなく、暮らしの電力を保証する備品となる


EVこそが日常的にも災害に際しても、暮らしの電力と密接につながり、家族の不安を解消してくれる。クルマの環境性能だけ考えると、同じように見えたり、大差ないように感じたりするかもしれないが、EVは単なる移動手段としてだけでなく、暮らしの電力を保証する備品でもあり、根本的に価値を新しくするものだ。

そして充電機能を持つPHEVも、EVに近い価値を部分的に備え、クルマの電化の時代へ向け未来を実感できる一台といえる。